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PP503 | Round Chair - Rare Edition 2026

Hans Jørgensen Wegner

 

 

ハンス・J・ウェグナーは生涯で500脚以上の椅子を設計しましたが、その中でも最高傑作と称されるのが「ザ・チェア」の愛称で知られるPP503です。1960年、アメリカ大統領選のテレビ討論会でジョン・F・ケネディが使用したことをきっかけに注目を集め、その堂々たる姿から”椅子の中の椅子”という想いを込めて現在の呼び名が広まりました。意匠、座り心地などあらゆる点で完成度が高く、ウェグナー自身もその出来に満足したと言われています。

最大の特徴は、背から肘掛けへと連なる美しい曲線にあります。用いられるのは、樹齢150〜200年の防風林(シェルターツリー)から採られた無垢材。背もたれは5インチ(約13cm)厚の無垢材の塊から削り出され、肘掛けを含む3つの部材はフィンガージョイントと呼ばれる強固な工法で接合されています。指を組んだような継ぎ目がその証です。部材は接合の前に1〜2年かけてゆっくりと乾燥・養生され、この時間を惜しまない仕事は、乾燥した良材と高い技術力を持つ職人なしには成し得ません。

座り心地も実に秀逸です。レザーシートがやわらかく身体を受け止め、幅と奥行きにゆとりがあるため、長時間の作業にも難なく対応してくれます。量感ある背の笠木は背中に自然に沿い、深く腰掛けても浅く腰掛けても快適で、体格を問わず身体を支えてくれます。肘掛けの当たりは滑らかで、厚みのある座枠がしっかりと連結されているため、脚に貫を設けずとも揺るぎない安定感を実現しています。ウェグナー自身は謙遜を込めてこの椅子を”Round One(丸い椅子)”と呼びましたが、道具としての実用性を追求することで唯一無二の美しさを得た、家具デザインの一つの到達点と言えるでしょう。

本モデルはPP Møblerによる「Rare Edition」の限定品。希少なウェンジ材の静かに力強い木目が、フィンガージョイントの継ぎ目を際立たせ、この椅子の構造美をいっそう引き立てています。仕上げは木本来の質感を最大限に引き出すクリアバイオオイル。写真のものは、過去に限定生産されたヌバックレザーのもの。現在は、座面はスタンダードファブリック/お客様支給生地(C.O.M.)、またはスタンダードレザーからお選びいただけます。限定生産数は世界でたった24脚のみ。それぞれの椅子には限定仕様を示す真鍮プレートが取り付けられ、特別な一脚として仕上げられています。

 

 

PP503

 Hans Jørgensen Wegner | PP møbler
 Denmark | 1950

PP møbler Rare Editions

樹種
 ウェンジ

座面
 スタンダードファブリック / C.O.M.
 スタンダードレザー(張座)

仕上げ
 クリアバイオオイル

サイズ
 W63×D52×H76 cm SH45 cm


受注生産のため、納期は事前にお問い合わせください。

 

通常価格 2,355,100 円(税込)
通常価格 セール価格 2,355,100 円(税込)
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樹種
座面
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