Mayday
Konstantin Grcic
メイデイ - コンスタンチン・グルチッチ
イタリアの照明ブランドFLOSより、ドイツのデザイナーであるコンスタンチン・グルチッチが手がけた「Mayday」。2000年に発表され、2001年には2001年にイタリアのコンパッソ・ドーロ賞を受賞した一灯です。
この照明をデザインしたのは、1965年生まれのドイツ人デザイナー、コンスタンティン・グルチッチ。1990年に「ロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・アート」を卒業後、1991年に26歳という若さで独立。これは35歳のときの作品で、グルチッチの名を世界に知らしめた出世作でもあります。オリジナルのブラックとオレンジの本体に加えて、ホワイトの展開もスタートしています。あらゆるインテリアのテイストに合わせやすく、多目的に使うことができるのもこの照明の魅力。まさに、一家に一台持っておきたいような照明です。
その名になっている「MAYDAY」は遭難した船や航空機が発信する救難信号を表す、遊び心のあるネーミング。困った時のお助け役となり、照明環境を救難してくれます。
円錐形のシェードに、ハンガーフックを兼ねたハンドルと約4.8mのコードを備えており、床にそのまま置いてフロアライトのようにも使え、フック部分を棚やロープなどに引っ掛けてペンダントライトのように吊るすこともできます。また、シェード部分にある三角の穴にも理由があります。この穴に壁に取り付けたフックやビスなどに引っ掛ければ逆さにになり、上方向に光を照らすこともできます。さらには、長いコードを伸ばして、ベランダやクローゼットの中など電源から離れた場所に持ち出し、部屋の好きなところに手で持ち歩くことも。余ったコードはハンドルに巻きつけておけばすっきり。この、工事現場の延長コードを巻くような感覚もなんとも心地よい。暮らしの中のさまざまな場所に寄り添ってくれる照明です。
近年では、充電池の進化によりポータブル照明はあらゆるシーンで見かけるようになりましたが、コードが電源に繋がりっぱなしの安心感は何事にも変え難い。少しのことですが、その差はいつになっても変わらない気がしています。
なにより、ポータブル照明が普及するずっと前にこの照明を世に送り出していることに驚きます。むしろ、グルチッチのアイディアよりも先に充電池が今ほど発展していたら、この素晴らしいデザインも生まれていなかった可能性すらあるかもしれない。照明は固定するものという常識を軽やかに覆したMaydayは、照明と人との距離を変えた、FLOSを象徴する名作です。
新生活をはじめる友人への引越し祝いや新築祝いにもぴったり。贈り物や仕事やプライベートなど、この合理的かつユーモラスな照明は、使い道だけでなく、買い方さえもさまざまな使い道を生んでくれそうです。
text: 河野、駒井
Mayday
Konstantin Grcic | FLOS
Polypropylene
Italy | 2000
バリエーション
<Finish> ブラック/オレンジ/ホワイト(限定品)
サイズ
Φ220 × H530 mm
光源
シリカランプ 1×60W(E26)
質量
0.7 kg
納期:国内在庫があれば約1-3週間。
欠品時は3-4か月程度。別途ご案内差し上げます。
お急ぎの方は、事前に在庫確認のご連絡をお願いいたします。
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