AJ Eklipta
(エージェーエクリプタ)
デンマークの著名な建築家・デザイナーであるArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)が1955年頃から構想し、1956年にRødovre Town Hall(ルードブレ市庁舎)のためにデザインした照明です。
Arne Jacobsenがデザインした当時は、ルードブレ市庁舎の内部階段や外壁用として直径350mmおよび450mmの2サイズで制作されました。
1960年代には英国オックスフォード大学セントキャサリンズカレッジのダイニングホール用に、さらに小型の220mmのバージョンが設計されています。
この円形の極端に簡潔な形状はヤコブセンのミニマリズム思想を反映しており、後の多くの建築プロジェクトにおいて、この照明を建築要素の一部として活用しています。
世界中の円形ウォールライトのうち、最も美しい光を発するもののひとつです。中央部をなだらかに膨らませたハンドメイドの三層乳白ガラスが光を拡散させ、器具の背後に向けても光を広げることで壁面でリバウンドする光が器具全体を柔らかく包み、建築と合わさり美しい雰囲気をつくります。
照明が単なる明るさと見た目のためにあるものではないということを実感させるような情緒的な光を生み出してくれます。
素材は、シェードは三層構造の手吹きオパールガラス(乳白色)で構成され、滑らかな面から柔らかく均一な光が放たれ、透明な縁が「ハロー効果(光の輪)」を生み出し、空間に奥行きと静謐さを与えてくれます。ベース部分はスピン仕上げされたアルミニウムで、シンプルながら建築との調和に優れた仕上がりになっています。
屋内の階段沿いや廊下、階段室だけでなく、屋外の壁面にも設置可能で、光の質や色味が特に意識されるような洗面室やパウダールームなどにも最適な光で、多様な建築環境にマッチします。今でも、多くの住宅や公共施設で採用されており、建築照明に調和するスカンジナビアン・モダンの名作として高い評価を得ています。
"光と建築を結び、永く愛され続ける普遍のかたちをつくる"それは言葉以上に難しいことですが、壁にそっと馴染むこの照明は、まさに装飾を超えて建築の一部として機能するデザインであり、ヤコブセンらしさのあるデザインの結晶です。
住宅から公共施設、屋内から屋外まで、さまざまな空間で調和をもたらしてくれます。
AJ Eklipta
Arne Jacobsen | louis poulsen
Aluminum | Glass
LED 4.8W (Lumen: 204)
Spain | 2023
サイズと光源
<電球タイプ>
φ200 x 105 mm E17 LED電球(白熱電球40W相当)
φ350 x 100 mm E17 LED電球(白熱電球40W相当)
φ450 x 100 mm E26 LED電球(白熱電球60W相当)
<埋込LEDタイプ>
φ350 x 100 mm 埋込LED 11W 3000K(Lumen: 657)
φ450 x 100 mm 埋込LED 23W 3000K(Lumen: 1770)
重量
φ200: 1.0kg
φ350: 2.6kg
φ450: 4.1kg
取り付け
壁付(天井取り付け不可)
屋外使用
φ200: 不可
φ350: 電球タイプのみ可能
φ450: 電球タイプのみ可能
調光
φ200: 不可
φ350: 埋込LEDタイプのみ可能 0-10v
φ450: 埋込LEDタイプのみ可能 0-10v
納期:国内在庫があれば約1-3週間。欠品時は別途ご案内差し上げます。
お急ぎの方は、事前に在庫確認のご連絡をお願いいたします。
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