{"product_id":"sing-sing-sing5326490","title":"Sing Sing Sing","description":"\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003ch4\u003eSing Sing Sing （シング シング シング）\u003c\/h4\u003e\n\u003cblockquote\u003e\u003c\/blockquote\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e倉俣史朗が好んで使用した素材であるエキスパンド・メタル(※1)を初めて用いた椅子。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこの作品は、「How High the Moon」とともに、アメリカのメトロポリタン美術館に収蔵される名作の一つで、この唯一無二の存在感をもつ「シング シング シング」は、倉俣史朗によって1985年にデザインされたもの。\u003c\/p\u003e\n\u003ch6\u003e(※1)エキスパンドメタルとは:  金属材料に千鳥状の切れ目を入れて押し伸ばす方法で菱形・亀甲型の網目状に加工した製品\u003cbr\u003e\n\u003c\/h6\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e背と座が一体となった流れるようなS字のラインと、前脚しかない片持ち構造からカーブした肘掛まで曲線が浮遊感を生み出しており、後ろ脚がないため座ると脚がしなり、金属の座面からは想像もできない柔らかな座り心地を生み出している。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこの独自のデザインは、倉俣が作品づくりにおいて重きを置いていたであろう「夢心地」という感覚を物語っている。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e倉俣の作品は、瞬発的なイメージの中からスケッチで生み出された形によるものが多く、宙に浮くような軽さ、無のなかにあるような家具といわれているが、これは、倉俣にとっても挑戦的な試みだったはず。\u003cbr\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cbr\u003eモノをつくる時は、素材や物質を用いることを避けて通ることはできない。そのため、どれだけ\"無\"や\"透明感\"を表現しようとしても、決してそれ自体にはならず、どうやっても物体となる。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e倉俣はこの感覚や心地といったイメージを実現するため、それまでに家具の素材として扱われることのなかったものを吟味し、実現している。\u003cbr\u003e天才が生み出す偶像が具現化したようなモノである一方で、職人と共同して試行錯誤された類い稀ない努力の結晶でもある。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cbr\u003eディテールに着目していくと、これまで当たり前に目にしていても気づかなかった素材のもつ艶やかさや溶接の綺麗さ、仕上げなど、巧みな技術の集合体がみえてくる。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこれらは、デンマーク家具に共通してみられる\"リ・デザイン(再解釈)\"における努力とはまた違った作品への姿勢であり、構造に合わせて削ぎ落とされたデザインではなく、作品をつくる上で構造からかけ離れたスケッチが最優先されている。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e本人の中にあるイメージが描かれたスケッチを追いかけるようにして構造体を思考していったのではないだろうか。「構造として実現できなかったスケッチはあるのか」など、興味が湧いてくる。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこういった本人のもつ\"夢見心地\"のイメージの具現化によって、本来であれば家具なら共通してもつ\"支えている感覚\"や\"地に足のついた安心感\"から離れた浮遊感を生み出しているのだろう。\u003cbr\u003eデザインされて40年経った今もなお、誰がみてもパッと見た新しさがある。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e「Sing, Sing, Sing」というネーミングは、倉俣氏が好んだノリの良いジャズのスタンダードナンバーから名付けられ、椅子のS字に流れるようなフォルムにも音楽のリズムが表現されている。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e名前ひとつとっても、倉俣らしい「軽やかさ」や「儚さ」が表現されている。美術品のような雰囲気でありながら、椅子として「座る」機能が確保されているのは倉俣が意図したところ。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e見た目からも、座り心地からも生まれる\"浮遊感\"は私たちを俗世から離れた夢見心地に連れていってくれるだろう。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e－\u003cbr\u003e \u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e現行品(写真のもの)は、クラマタデザイン事務所監修のもと、オリジナルの図面を元に改良も加味し、ギャラリー田村ジョーの手で復刻されています。\u003cbr\u003e発表当時の鉄工所はすでに存在しないため、長きにわたり倉俣作品に関わってきた鉄工所が製作を行っている。\u003cbr\u003e \u003cbr\u003eメッキを取り巻く環境も変化したため、当時の仕様に近いニッケルサテンで仕上げている。これだけのサイズの椅子にメッキを施すことができる工場は国内でも僅か。失われつつある日本の金属加工の技術を使って、蘇った作品である。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cbr\u003e座面や肘掛けのラインは発表以来何度も変更が加えられており、同じ「Sing Sing Sing」でも数多くのバージョンが存在する。初期には座面が黄色のモノもあるという。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cbr\u003e一時期、フランスのXO社でも製造されており、写真のギャラリー田村ジョー版は、最終の図面を元に原美術館の回顧展で展示されていたモデルを参考に製作されたもの。\u003cbr\u003e初期のデザインと比べ、完成された美しさがある。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eエキスパンド・メタルの製造過程で生じるバリは、ワイヤーブラシで丁寧に除去されている。ここに職人による気遣いが反映されている。\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e一脚一脚には、シリアルナンバーの入ったプレートが付与されている。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003ch4\u003eSing Sing Sing\u003c\/h4\u003e\n\u003cp\u003e　Shiro Kuramata | \u003cspan\u003eGallery Tamura Joe\u003c\/span\u003e\u003cbr\u003e　\u003cspan\u003eExpanded metal\u003c\/span\u003e\u003cbr\u003e　Japan | 1985\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eサイズ　\u003cbr\u003e　W52.5×D60.7×H785.8cm　SH44cm\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan style=\"font-size: 0.875rem;\"\u003e　\u003c\/span\u003e\u003cbr\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e納期：国内在庫がある場合は約1週間。受注発注のものは約3か月程度。\u003cbr\u003eお急ぎの方は、事前に在庫確認のご連絡をお願いいたします。\u003cbr\u003e　\u003c\/p\u003e\n\u003ch6\u003e現在、店頭展示はいたしておりません。現物をご覧になりたい方はお問い合わせをお願いいたします。\u003c\/h6\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e \u003c\/p\u003e","brand":"YLEM","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":48122444972284,"sku":null,"price":687500.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0711\/9159\/3212\/files\/795E82F6-FA37-410F-A9C4-CA9FE5EF2DEC.jpg?v=1758077040","url":"https:\/\/ylem-gallery.com\/products\/sing-sing-sing5326490","provider":"YLEM","version":"1.0","type":"link"}